30代不妊治療とお金のリアル

34歳から不妊治療スタート☆現在2年目☆ 子宮頚部高度異形成術後

【不妊治療】完全自然周期は有効なのか?2回目も採卵ゼロ

刺激周期で採卵するも成熟卵の割合が

低く未熟卵がゴロゴロ取れちゃう私。

そこで新たに完全自然周期法をお試し。

完全自然周期1回目は採卵できず、

即終了でした。

取れないことには「完全自然周期法」

の良し悪しもわからないと思い、

すぐに翌周期2回目を決意。

妊活開始から1年半経過後のお話。

通院回数と薬剤

D12に通院したところ、良いタイミング!

とのことで、D14に採卵決定。

効率よく採卵日まで辿り着けました。

 

使用したのは

・オビドレル:1本(排卵抑制)

点鼻薬  :左右2回ずつ

 

前回の完全自然周期のとき

採卵できなかった原因として、

排卵を促す薬が上手く効いて

いなかったんじゃないか?

という可能性がありました。

なので今回は排卵に関する

薬剤を前回よりも多めに設定。

さてこれでどうでしょう。

 

採卵結果

だめでした。

前回と同じく採卵できず。

卵子を回収できたときに鳴る

あの電子音は今回も聞けず。

卵胞の中の液を吸ったり

出したりしながらしばらく

手術台におりましたが。

 

もう今回は私、採卵されながら

「無いですね。」って言葉が

漏れてしまいました。

「今探してますからね。」

って言ってくださるんですけど、

結局手ごたえのない空気感の中、

「お疲れさまでしたー。」

と採卵終了。

 

採卵後の結果通告

案の定、結果が変わるわけもなく、

採卵数はゼロ。

卵胞はあったから排卵してしまったの

ではないとのこと。

そして、卵子の周りに付着しているモノ

は採取できたそうだが、肝心の卵子本体

がなかったと。

状態が悪くて育たなかったのか、

誘発剤が効かなかったのか(また?)、

その他の理由なのか・・・

いずれにせよ原因不明。

 

完全自然周期法は有効か?

今回の女医さんは数値異常はないから

毎月排卵しているはずとおっしゃる。

 

そしてここで新事実を告げられる。

「採卵で卵子が取れないこともよく

あります。だいたい取れるのは8割くらい。

採卵できたらラッキーって感じ。

完全自然周期で移植まで持っていけるのは

3割くらい。」と(!)

 

え、3割?低くない?

 

最初に完全自然周期法を勧められたときは、

未熟卵が多すぎる私に対して

「毎月生理があって排卵しているんだから、

その成熟卵を採った方が良いかもね。」

「刺激周期で育てても上手く育たないから、

毎月排卵してる卵子を採っちゃった方が

効率がいいんじゃない?

費用も安くなるし。」くらいの感じで

言われたと受け止めてたんです。

だから完全自然周期でやれば一つしか

卵子取れないけど、それでも成熟卵が

取れて顕微授精すれば受精卵ができるん

じゃないか、と思ってました。

 

でも、今回の先生のお話だと、なんだか

すごく効率の悪いことをしているように

思えてきて。

年に12回しか排卵がないのに。

結果論だけど、これならタイミング法で

頑張ってた方がまだ可能性あったのでは?

と思ってしまいました。

 

そんな確率でしか採卵できなくて移植でき

ないなら、刺激周期で未熟卵が多いにして

も成熟卵がゼロじゃないんだから、

完全自然周期よりは刺激周期の方が

まだ可能性あるんじゃないかと思いました。

数字上の確率の話ですが。

 

私のようなケースで刺激周期から

完全自然周期に移行(逆戻り?)する人

っているんでしょうか。

なんだか無駄な寄り道をしたような気分に、

どうしてもなってしまいました。

 

今後の方針

ここで医師への質問タイム

Q.1 完全自然周期で採卵できないことと

刺激周期で未熟卵が多いことの因果関係は?

A.1 わからない。可能性が無いとも

言えないが、何とも言えない。

 

Q.2 今後どうしたらいいですか?

A.2 これまでの経過を診てないから

何とも言えないが、、いつも診てもらってる

先生に相談してみてください。

 

――これは困ります。

この医院は医者が何人も在籍していて、

予約時に指名できたりもするのですが、

当日にその医者が出勤でないケースも

もちろんあります。

同じ医院に通ってて、データもあるのに

過去の経緯がわからないって言われても

困ります(;_;)

指名をしていたことが多かった医者は

当日欠勤。てことは、また改めて診察代

払って来院しろってことなの?

ここで食い下がりました。

 

Q.3 何か案をください。

A.3 いろんな方法を試すのが良い。

過去使用した排卵抑制の薬剤オビドレル。

これは比較的「不安定」で弱い薬だそう。

新鮮胚移植のためには、その周期に移植

できるようにするため、体に負担をかけない

ことも大事になってくる。だから弱い薬が

良いらしい。一方で、強い薬にすれば、

身体への負担は増えるが、卵子をギリギリ

まで大きく育ててから採卵できる。

でもその場合は全卵凍結で移植は翌周期。

その方が良いのでは?

 

との意見をいただきました。

粘ったら色々お話してくださいました。

 

医師多数在籍タイプのクリニックは、

引継ぎがうまくなされなかったりする

ところが心配ですが、いろんな先生の

お話を聞くことができるというのが

良い面でも悪い面でもあるなぁと

思います。

 

そういうわけで、話の流れ的に

完全自然周期はやめようと思ったのです。

 2回連続失敗したら3回目やる気は

起きないんです。

それどころか医院に対してもちょっと

不信感。「転院」という言葉もよぎる

ようになってきました。

 

今回の先生が、「薬もいろいろあるから、

どの薬でも上手くいく人もいるけど、

“合う””合わない”はある」と仰ってたん

です。てことは、クリニックのやり方

にも”合う””合わない”があるかなと。

 

次回、生き急ぐように再び刺激周期へ。

 

お会計

今回の完全自然周期法、薬剤は前回より

増えたものの、通院回数は1回少なく、

合計で69,850円でした。