転院後の不妊治療開始! ~移植編~
採卵しても未成熟卵ばっかりの私。
転院して過去最高成績で6回目採卵完了、
5個の成熟卵をゲット!
その後の受精から移植に向けてのお話。
受精状況の確認
例によって採卵後の受精状況確認はメールで
行います。これが本当に緊張する。
Kクリニックでは専用サイトでの確認です。
結果は成熟卵5個中、受精卵3個!
これまた過去最高値でした♪
残り2個の成熟卵はその翌日になっても受精
せずでした。残念。
こうして採卵翌日を培養1日目として、
1,2,4,5,6…日目の培養状況を確認
していきます。
すると、4分割の時に最も状態の良かった1つ
をG3で凍結。残り2つを継続培養してました
が、1つは5細胞、1つは桑実期胚までで発育
停止してしまいました。
卵①:4分割胚(G3)で凍結
卵②:桑実期胚(G3)で発育停止
卵③:5分割胚(G3)で発育停止
卵④⑤:受精せず
結局虎の子の分割胚1つしか残りません
でしたが、いよいよ人生初の移植周期
に入ります。
培養士さんとの質問タイム♡
今回の採卵、培養結果を踏まえて、移植周期
通院初日に色々聞いてみました。
Q.1 顕微授精して受精確率3/5ってどう?
A.1 35歳(私の年齢)平均で85%くらい
だから、60%はちょっと低めだが、あくまで
今回だけの結果だから何とも、、、
顕微授精よりふりかけ法の方が受精率が
高いケースもある。(!)
⇒それならふりかけをやってみる価値ある
のかも!?初耳でした。でも人が選別した
質が良さそうな気がするから一理あるかも
Q.2 受精卵の胚盤胞になる確率は?
A.2 採卵した数のうち胚盤胞になるのは
50%程度。採卵した数のうち受精卵になって
胚盤胞になる確率はもっと上がる。
⇒私の場合なら今回5個採卵、3個受精卵だった
から、2個くらいは胚盤胞になっていてほしい
ところでした。
Q.3 未成熟卵が多すぎて異例と言われた事
があるが、今回の結果ふまえてどうか?
A.3 今回だけのデータでは判断しかねる。
今回5/6で成熟卵だったから普通。
個人的な感想としては5個成熟卵があったら
1-2個は胚盤胞までいくのが理想と思う。
Q.4 たらればですが、今回胚盤胞まで
育たなかった卵を初期杯移植したらどう?
A.4 体内の方が体外で培養するより環境が
良いから絶対育たないとは言えないが、
なんせ比較することは不可能。
⇒そりゃそうです。こんなこと聞いて
ごめんなさい。でも、培養環境と体内環境
についてどう思っているかが聞きたかった
んです。
Q.5 胚盤胞にならない人への救済は?
A.5 受精反応をよくする、活性化させる
手を加えることはできる。
⇒これは受精障害があった時の対処方法
かなと思います。できればしない方が
負担がなくて良いというアシスト。
Q.6 私って自然妊娠できるの?
A.6 ふりかけ法をやってないから自然受精
に関しては不明。
⇒やっぱり一回ふりかけ法は実験の意味でも
やってみてもよいのかも?
Q.7 そもそも毎月排卵はあるんでしょうか?
A.7 基礎体温を目安にしてみては?
⇒S医院でもKクリニックでも、初診時に
基礎体温表を持参しましたが一度も提出機会
がありませんでした^^;
初移植と結果
移植周期はD12,D16,D18の3日通院して、
D21で移植でした。
人生初の移植は手術自体は一瞬でしたが、
割と待ち時間があって一日仕事でした。
8:10 受付
8:35 採血
9:20 医師から血液検査結果を聞く
12:00 移植の受付
12:10 培養士との面談、移植の説明
13:30 待機ベッドへ呼ばれる
14:00 移植(手術3分)
14:45 お会計
今回は4分割胚で凍結していたものを移植。
グレードは凍結時3でしたが解凍したら
2にランクアップしてました。
胚の写真と、あと移植した時のエコーの
写真をもらいました。正直、このエコー
写真は何が何だかわかりませんw
特に欲しいとも思わない内容だったけど、
こういうのがサービスなのか??
移植判定結果
結果は陰性でした。
何故かわからないけど、移植日あたりで
そんなに体調が良くなかったからか、
私自身が全く期待していなかった。
陰性って聞いても全然驚かなかった。
すごく冷静でした。
でも、先生は一応神妙な面持ちで伝えて
くれました。
結果は仕方ないので、質問タイム!
Q.1 自然妊娠の可能性はある?
A.1 妊娠する力はあると思う。
特に検査異常がないから。
⇒まぁ「可能性ない」って言われたら
困る質問をしたんだけど、聞かずには
いられない。
Q.2 胚盤胞にならない理由は?何か策は?
策はない。周期を変えてチャレンジすること
胚盤胞にならなければそれを受け止めるしか
ない。
⇒割とキツイ話です。どうしようもないと。
Q.3 前の病院で未熟卵ばかり取れる珍しい
ケースと言われたがどうか?
A.3 成熟卵が今回ちゃんと取れている。
顕微授精して60%受精だから低めだが、
母数が少ないから何とも言えない。
でもまあ″普通”です。
⇒この「普通」というのが嬉しかった。
決して「良い」は求めません。特段欠陥が
なく「普通」という響きにこそ、普通に
妊娠できそうな可能性を感じました。
Q.4 次回方針を変えたりするか?
A.4 むしろ変えない。クロミッドを服用して
いるから身体の状態如何に関わらず、凍結胚
移植にするのは確定。
患者側ができることは特にない。
周期を変えてやってみること。
⇒そっか、、通い続けるしかないのか。。
最後に、医師から「もう少し(継続して)
頑張ってみてください。」と言われました。
ありがたかった。一言声掛けしてもらえる
っていうのはすごく嬉しい。不妊治療に
挑み続けるのって、気力しかないと思う。
気持ちが折れたら止まってしまう。
そんな時に「がんばれ!」って、
背中を押してもらえるのは私は嬉しい。
こうして人生初移植は閉幕しました。
ただ、転院して手ごたえ自体はあって、
前進感があったので、再チャレンジは
決めています。ので、次回へつづく。