30代不妊治療とお金のリアル

34歳から不妊治療スタート☆現在2年目☆ 子宮頚部高度異形成術後

初の完全自然周期は採卵できず。

 体外受精を決意して採卵に挑むも、

受精卵がひとつもできずに終了する

という事態が二度続く。

やり方を変えてみようとのことで、

今回は完全自然周期による採卵、

そして顕微授精で臨むことに。

妊活開始から1年4か月目のお話。

初めての完全自然周期

完全自然周期は、一切卵巣を刺激せず、

月経開始から約12日目に初めて来院し、

自然に育った卵子の状態を見極めて

採卵するというもの。

 

どうなるかはわからないけど、

新しい方法にチャレンジするという

のはちょっと期待が持てたりする。

 

通院回数と薬剤、採卵準備

通院はD12とD15の二日。

血液検査とエコーを見て、

特に問題なしとのこと。

D17で採卵することに。

通院開始まで一切の刺激をしていない

のですが、最終採卵をするために、

排卵を促す点鼻薬は使用しました。

 

採卵結果

今回で3度目の採卵。もう慣れたもんです。

もちろん今回も無麻酔で。

どうせ採れて一つか二つ。

麻酔をかけるまでもないです。

 

採卵中は針で刺される様子を画面で

見ながら、刺される痛みへ備えます。

余裕もありました。

 

そして、卵子取れませんでした

 

採卵する手術室では何も言われないん

ですよね。取れたとか取れなかったとか。

卵胞はちゃんとあって、吸引するんです。

で、私も今回が初めてじゃないから、

採卵の流れはわかってます。

卵胞に針を刺して、卵子ごと液を吸引

するんですが、その時に電子音が

するんです。卵子が入っていないと

その音は鳴らない。

卵子が吸引できていたら鳴るんです。

 

その音が鳴っていない。

 

「あー取れてないなー。。」

って採卵されながら思いました。

ここは冷静でした。

採卵している医師も卵子が取れない

から、卵胞から吸引した卵液をまた

戻したり吸ったりしています。

「え、そんなことして大丈夫なの?」

と思いましたが。

とにかく不発感が部屋中に漂う中、

医師からは白々しく

「お疲れさまでしたー」と言われ、

終了。

 

しばらく休憩させられて、医師面談。

「今回は卵子が取れなかった」

とここでようやく告げられる。

「まあそうでしょうね。」という

顔で聞く私。

 

採卵できなかったのはなぜ?

当然の疑問ですが聞きました。

ケース1

卵胞は過去のものが卵巣に残ることが

あって、それが復活して今回古い卵胞が

そだった可能性がある。

ケース2

卵子は卵胞の中に浮いているのではなく、

卵胞の壁に付いている。

点鼻薬がうまく効かずに壁から剝がれ

なかった可能性がある。

 

こんな話を聞きました。

ただ、医師の反応としては

「まあこういうこともありますよ。」

くらいの感じだったので、

「じゃあしょうがないか。」

と納得することにしました。

 

次回の方針

ということで懲りずにもう一周期

完全自然周期で挑むことに。

完全自然周期で今回やるって決めたのに、

採卵すらできなかったから、

このやり方が良い良くないの判断が

できないって思ったんです。

だからもう一度やっても

いいかなと思ってました。

医師からも特に刺激周期に戻すという

話も出なくて。自然とそういう流れに

なりました。

(今なら速攻刺激周期に戻します。)

 

完全自然周期でやるぞ!って決めた時

は、顕微授精もするって決意したのに、

結局またそこまでも行けず。。

 

お会計

通院は採卵日入れて3回、薬剤なし、

ということで今回は77,000円でした。

これが安く思えてくるから怖い。

家計簿つけてて77,000円使ってる

項目あったら「え!ナニコレ?」て

なりますよ。他で節制してても

一瞬でその努力が吹き飛びます涙。

でもしょうがない。

これからの私の人生で一番若い今

にしかできないことをやって、

掛けられるものは、掛ける。

しかない。

ファイト!