30代不妊治療とお金のリアル

34歳から不妊治療スタート☆現在2年目☆ 子宮頚部高度異形成術後

転院後2回目の体外受精 ~受精結果編~

 転院後、2回目の採卵を終えて、前回より

結果が良くなかったものの、終わって一安心

というところ。ただ、この後控える受精結果

の通告がいつもド緊張。

 

受精結果

受精結果の確認は、採卵日翌日にメールで

案内が来て、専用サイトで確認します。

採卵から解き放たれてスッキリしていた

私はメールが来るのも忘れていて、受精確認

のメールが来て一気にドキドキ。

残酷なメールをこれまでも受け取っていた

から一時期は夫が帰ってくるのを待ってから

恐々一緒に見てもらってたことも。

 

でも、もう結果は出てるんだから、と

腹をくくってその場ですぐ確認します。

 

結果は以下の通り。 

 

卵1:受精せず

卵2:受精せず

卵3:未成熟卵→成熟卵、受精判定待ち

卵4:未成熟卵

卵5:変性卵

 

今回はほんと良くなかった。すべて顕微授精

でお願いしましたが、ひとつも受精せず。

卵3は採卵日当日は未成熟卵であったものの

成熟卵に育ってました。これだけは成熟卵に

なったばかりとのことで受精判定は保留。

翌日に受精する可能性もあるけど、もうこの

段階で私の中では諦めムード。

夫にも期待を持たせないようにあまり卵3

には触れず。

 

 夫とも前日、控えめに、欲張らずに、

「1つは受精しててほしいね。」って

祈ってましたが成熟卵2つともダメとは。。

 

そして、さらに翌日、

 

卵3:未成熟卵→成熟卵→受精せず

 

 という結果が来ました。

ということで今回まさかの全滅です。

転院して1回目がマシな結果だっただけに、

残念でした。

 

今後の方針は?

でもでも!しょうがない。

今回が悪い周期だったと思うしかない。

それしか前に進む方法がないw

 

とは言いつつも、顕微授精で受精しない

ってどういうことなんだろ。

今回の結果だけ見れば受精障害の基準に

該当してます。

なんせ受精率ゼロ%ですから。

2回分のデータを通算しても、成熟卵7個に

対して受精卵3個。受精率42%です。

採卵日には顕微授精をするか、ふりかけ法 

も混ぜるかって話をしてましたが、

いやいやそれどころじゃない。

顕微授精+αでなんらかの補助処置をする

べきかもしれない。

 

そのあたりは次回通院したときに根ほり

葉ほり聞くしかない!

 

このままいくと、また生理3日目に通院

してまた採卵周期に入ります。

 

前のS医院では採卵した後の周期は卵巣を

休ませるために「お休み周期」にしていた

んですが、Kクリニックでは特に指示なく

連続して採卵周期に入ってもよいという

判断のようです。

Kクリニックの方が確かに薬剤の量は少な

いし、連続して採卵できた方がより早い

妊娠に繋がるんならその方が有難いです。

ただ、連続採卵して卵子の質が落ちたり

何か影響があるなら休んでもいいなと

思ったりします。どうなんだろ。

 

もうここまで来たら感情を抜いて採卵

し続けるしか道が残されていないように

感じてしまってます^^;

 

転院して2回失敗して、次3回目の治療は

継続して受けようと思ってます。

でも、3回目の治療結果によってはまた

転院も考え出すつもりです。

特にKクリニックに不満はないけど、

別のやり方も試したい。

3回じゃデータが少ないかな、という

気もしますが、頭の片隅にはその可能性

も入れて3回目トライしたいと思います。

 

しばらくは不妊治療を忘れて休憩です☆

転院後2回目の体外受精 ~採卵結果編~

転院して二回目の採卵を終え、

結果を聞きます。 どうなるか?

採卵結果

今回は、卵胞5個に対して4個採卵でした。

が、成熟卵は2個だけでした涙。

 

卵1:成熟卵

卵2:成熟卵

卵3:未成熟卵(MI)

卵4:未成熟卵(GV)

卵5:変性卵

 

前回は採卵6個中、成熟卵5個だったので、

今回の成績はあまり良くない。

未成熟卵(MI)は翌日に90%くらいの

確率で成熟卵になってくれるらしいので、

そこには期待ですが、正直ないものとして

考えてます。

 

前回なかった変性卵も混ざっていたし、

今周期はハズレなのかなと思ったり。

変性卵は、採卵した段階で卵子が壊れて

いたらしいです。

 

培養士面談

今回はKクリニックの培養室室長の培養士

さんが当たりました!優しい感じの人。

 

Q.1 精子の「奇形率」はどう考えれば?

A.1  WHOガイドラインで正常である

(奇形でない)とされる基準をクリアしてる

精子は5-10%しかない。基準値を外れると

顕微授精にする可能性があるが、今回の精子

はふりかけ法でも使える。

⇒若干高めの奇形率だったので聞いてみた。

 

Q.2 顕微授精にすべきか?

A.2 前回受精率が60%という結果は平均より

低め。ふりかけ法にして、受精しなかったら

顕微授精に切り替えるという方法も取れる。

⇒ちなみに、当初から顕微授精にするのと、

ふりかけ法から顕微授精に移行するのでは、

費用面では同じとのこと。

 

Q.3 受精率が悪い。受精を補助してもらう

オプションを加えるべきか?

A.3 「受精障害」と判断されるのは受精率が

20-30%の場合を言う。前回は60%だったから

その段階までは及んでいない。

ただ、前の病院でも受精率良くなかったなら

考えてもよいかもしれない。

また、今回の結果が悪い場合や、受精障害と

判断はできないが受精率50%を切ったら実施

するとかそういう仕切りで考えても良いかも。

 

Q.4 受精補助のオプションは本当はやらない

方が良い?

A.4 人の手を加えることだから、何とも言え

ないが、手を加えて赤ちゃんに悪影響がある

とかそういうことはない。

 

Q.5 成熟卵が取れにくいのは体調の問題か?

体質なのか?

A.5 未成熟卵しか取れない人もいる。

体調ではない。周期の問題。この周期に良い

卵子が取れるかどうか。

今回取れた成熟卵2つは綺麗な卵。

 

Q.6 成熟卵が少ないことと多嚢胞の関連は?

A.6 多嚢胞卵巣の人は未熟卵が多くなる

という話も聞いたことがあるが、関連がある

とも言い切れない。

 

Q.7 今回気になる点は?

A.7 今回、未成熟卵で完全に成熟卵にはなら

ない未成熟卵(GV)が、大きい卵胞から取れ

ている。「大きい卵胞」は18㎜以上の卵胞を

言うが、大きい卵胞から取れる卵子は通常は

成熟卵。これが未成熟卵だったのは珍しく、

不思議。だから成熟卵が取れにくいといのは

あるのかもしれない。

 ⇒前回までのGVは大きい卵胞から取れて

いたのかは気になる。

 

 嫌がらずに質問したいこと全部質問させて

くれました。私35歳年齢平均でいくと、

胚盤胞まで育つ確率は50%くらいだそうで、

前回2つの受精卵は全滅しましたが、

「前2つはだめだったけど、今回の成熟卵

2つが両方とも胚盤胞になる可能性もある。

それで50%ということもある。」

と室長さんが仰ってくださいました。

その言葉にちょっと笑ってしまいました。

変な期待を持たせないでほしいという

苦笑半分と、前向きなことを言ってくれる

事が嬉しかった笑み半分とで。

上手くいかないことのショックを小さく

したいばかりに、前向きなことはあまり

考えられない私。前向きなことを言って

もらえるのは有難いことだと思います。

 

今回は成熟卵2個とも顕微授精でお願い

しました。ふりかけ法からのレスキュー

ICSIも迷いましたが、前日に夫と相談して

成熟卵5個未満だったら全て顕微授精、

と決めていました。

ふりかけ法→顕微授精の怖さは、もしも

ふりかけ法で異常受精してしまったら

レスキューはできないということ。

今回は2個しか成熟卵なかったので、

少しでも確率の高い顕微授精に全てベット

した方が良いと思ったんです。

医師との面談と採卵後の予定

採卵周期でクロミッドを服用したことから

今回はもともと融解胚移植の予定でした。

なので即移植ということはなくて、翌周期

を待ちます。

 

今回は採卵後、ピル服用の指示が。

ピル服用は、クロミッドで乱れた状態を

整える作用があるそう。前回は採卵時のE2

の値が高かったため、副作用がある可能性

を考慮して服用しなかったようです。

(記憶なし。)

通常は皆服用するものらしく、今回はE2

異常なしということで12日服用。

 

また、今回の移植周期ではレトロゾールを

服用する予定となりました。

前回、移植周期の排卵日がD16と長めで、

AMHも高い(10以上ある)ということで

服用決定されました。

AMHが高いと、移植の時にP4が高くなり

がちだそう。それが妊娠には良くない

そうな。

 

そしてここでも質問。

Q. 多嚢胞性卵巣と未成熟卵の関係は?

(しつこいw)

A. 多嚢胞性卵巣の人は不妊になるという

話もあるが、断定はできない。

 

ということで、

次回は移植周期、胚盤胞にならなければ

採卵周期としてどちらにせよD3での来院

を命じられておしまいでした。

 

お会計

採卵準備から採卵日当日までの費用は、

しめて244,941円でした。

※顕微授精費用や培養費用は含めず。

S医院に比べて安いので、日常生活では

ギョッとする金額でも

「そんな掛からなかった~♪」と思って

しまう怖さ。。。

 

この日のランチは近くのイタリアンへ。

選べる5種のパスタ+選べる前菜3種+

+パン+カフェ=1,000円

で、結構ボリューミーでお得でした。

近隣のサラリーマンOLで賑わっていて、

イタリアンの割に回転率も良く、

さすがオフィス街のレストランって

感じでした^^

 

 

転院後2回目の体外受精 ~採卵編~

不妊治療開始してから転院、合計6回目の採卵

にして初の移植にトライできたものの、

妊娠反応は得られませんでした。

転院前に比べて結果も上々とのことで、再度

Kクリニックでの7回目の採卵、体外受精

チャレンジすることにしました。

前回の体外受精周期で、移植時くらいから

体調不良だったので1周期お休みしました。

不妊治療で病院通院後、1年4か月経過時、

自己流妊活開始から1年11か月経過時のお話。

 

採卵までの通院回数

D3、D8、D10、D12、D14の計5回通院して

採卵日がD16で決定しました。

 

 

D3、D8、D14は通常の血液検査やエコー。

D10,D12は看護師さんの注射のみの為、

一瞬で終わります。

ここまで前回の流れとほぼ同じ。

 

前のS医院では毎回採卵しても未熟卵が

多く取れてしまうという結果だったので、

毎回方針を少しずつでも変えていました。

薬剤の種類とか、量とか、タイミングとか。

でも、今回はKクリニックで採卵→成熟卵

の過程はうまくいったので、基本方針は

変えないことになりました。

今回の使用薬剤

クロミッド11錠(前回比+1)
・ゴナールエフ150×3回
ボルタレン座薬3錠(前回比+1)
点鼻薬3プッシュ

 

こちらもほぼほぼ前回と同じ。

ボルタレン座薬苦手なんだけど、前回より

排卵の可能性が高めとのことで、3回も

指示がありました;;

前日の12:00,18:00,24:00です。

私、すごく睡眠時間を必要とするタイプの

人間で、普段24:00なんてとっくに寝て

ます。それを嫌いな座薬のために起きてる。

 

点鼻薬も座薬も時間が決められているから、

忘れないようにいつもスマホアラームを

セットしてます。採卵する周期にも慣れて

きたので、慣れてくるころが一番危ない!

と思って、気を引き締めてます。

 

採卵日当日の流れ

Kクリニックでの無麻酔採卵は2回目です。

 

09:00 受付、精子提出

09:10 採卵待ちのベッドin

09:55 手術室前へ移動 

10:00 手術室で採卵

10:10 採卵終了してベッドへ戻る

10:15 採卵数の結果通告を受ける

10:30 止血用ガーゼを抜いて着替え

11:00 培養士との面談(20分)

12:00 医師との面談(5分)

12:20 お会計

 

採卵はいつも精子持参で実施しているのです

が、採精2時間以内に病院へ持参する必要が

あります。夫には出勤前に採精をお願いする

のですが、夫の出勤時間はいつも7時前。

9時集合だと7時過ぎに採精してもらう

必要があって、それより早い採精だと早めの

病院到着が必須になります。

何時出発になるかなーと考えてたら、夫が

採卵日をだいたい見越して当日を在宅勤務に

してくれていました❤

なので、9時集合に間に合う出発時間の直前に

採精してもらって余裕の出発♪

仕事で忙しいし不妊治療まで気が回ってない

ことも多いけど、ちゃんと考えてくれてた

のがすごく嬉しかった。感謝。

 

手術室にて

今回の採卵の先生は女医さんでした。

私の前の順番の患者さんが、手術室から出て

きて看護師さんに「大丈夫でしたか~?」

と聞かれてたんですが、「痛かったです。」

とわりとハッキリ答えていて苦笑いして

しまいました。子供じゃないし、大人なんだ

から あんまり他人に「痛い」「苦しい」と

言わないものだと思ってたんです。

ただ、私も今回、「痛いな」と思いました;

他人を笑ったバチが当たったか><

確かKクリニックは細い針を使っていると

言っていたはずなんだけど、、、という

痛み。S医院の方が痛くなかった気がする、

と思い返していて思い出したのが、

S医院では無麻酔だったものの、痛み止めの

座薬は毎回していたんですね。手術台に

乗ってから可愛い看護師さんに座薬を入れら

れる屈辱を思い出しました汗。

それであんまり痛くなかったのかも。

しかも、今回は卵胞の位置が良くなかった

からか、右の卵巣で針を一度抜いて再度

刺し直すという体験もしました。

止血用ガーゼを抜いたらいつもより血液付着

が多かったように思います。

しかも、S医院では止血用に脱脂綿タンポン

みたいなのを使ってたんですが、こちらでは

ほんとただの大きなガーゼを2枚突っ込まれて

ます。だから、抜くときにすごくザラザラ

して擦れて痛い^^;

その上、なんだか過去6回の採卵より術後の

腹痛具合がひどい気がしました。

刺しどころによるのかなぁ。

 

さて、採卵結果はどうなるのか?続きます。

 

 

 

 

 

 

転院後の不妊治療開始! ~移植編~

採卵しても未成熟卵ばっかりの私。

転院して過去最高成績で6回目採卵完了、

5個の成熟卵をゲット!

その後の受精から移植に向けてのお話。

 

受精状況の確認

例によって採卵後の受精状況確認はメールで

行います。これが本当に緊張する。

 

Kクリニックでは専用サイトでの確認です。

結果は成熟卵5個中、受精卵3個!

これまた過去最高値でした♪

残り2個の成熟卵はその翌日になっても受精

せずでした。残念。

 

こうして採卵翌日を培養1日目として、

1,2,4,5,6…日目の培養状況を確認

していきます。

 

すると、4分割の時に最も状態の良かった1つ

をG3で凍結。残り2つを継続培養してました

が、1つは5細胞、1つは桑実期胚までで発育

停止してしまいました。

 

卵①:4分割胚(G3)で凍結

卵②:桑実期胚(G3)で発育停止

卵③:5分割胚(G3)で発育停止

卵④⑤:受精せず

 

結局虎の子の分割胚1つしか残りません

でしたが、いよいよ人生初の移植周期

に入ります。

培養士さんとの質問タイム♡

今回の採卵、培養結果を踏まえて、移植周期

通院初日に色々聞いてみました。

 

Q.1 顕微授精して受精確率3/5ってどう?

A.1 35歳(私の年齢)平均で85%くらい

だから、60%はちょっと低めだが、あくまで

今回だけの結果だから何とも、、、

顕微授精よりふりかけ法の方が受精率が

高いケースもある。(!)

⇒それならふりかけをやってみる価値ある

のかも!?初耳でした。でも人が選別した

精子より自然界で勝ち残った精子の方が

質が良さそうな気がするから一理あるかも

 

Q.2 受精卵の胚盤胞になる確率は?

A.2 採卵した数のうち胚盤胞になるのは

50%程度。採卵した数のうち受精卵になって

胚盤胞になる確率はもっと上がる。

⇒私の場合なら今回5個採卵、3個受精卵だった

から、2個くらいは胚盤胞になっていてほしい

ところでした。

 

Q.3 未成熟卵が多すぎて異例と言われた事

があるが、今回の結果ふまえてどうか?

A.3 今回だけのデータでは判断しかねる。

今回5/6で成熟卵だったから普通。

個人的な感想としては5個成熟卵があったら

1-2個は胚盤胞までいくのが理想と思う。

 

Q.4 たらればですが、今回胚盤胞まで

育たなかった卵を初期杯移植したらどう?

A.4 体内の方が体外で培養するより環境が

良いから絶対育たないとは言えないが、

なんせ比較することは不可能。

⇒そりゃそうです。こんなこと聞いて

ごめんなさい。でも、培養環境と体内環境

についてどう思っているかが聞きたかった

んです。

 

Q.5 胚盤胞にならない人への救済は?

A.5 受精反応をよくする、活性化させる

手を加えることはできる。

⇒これは受精障害があった時の対処方法

かなと思います。できればしない方が

負担がなくて良いというアシスト。

 

Q.6 私って自然妊娠できるの?

A.6 ふりかけ法をやってないから自然受精

に関しては不明。

⇒やっぱり一回ふりかけ法は実験の意味でも

やってみてもよいのかも?

 

Q.7 そもそも毎月排卵はあるんでしょうか?

A.7 基礎体温を目安にしてみては?

⇒S医院でもKクリニックでも、初診時に

基礎体温表を持参しましたが一度も提出機会

がありませんでした^^;

 

初移植と結果

移植周期はD12,D16,D18の3日通院して、

D21で移植でした。

人生初の移植は手術自体は一瞬でしたが、

割と待ち時間があって一日仕事でした。

 

8:10 受付

8:35 採血

9:20 医師から血液検査結果を聞く

12:00 移植の受付

12:10 培養士との面談、移植の説明

13:30 待機ベッドへ呼ばれる

14:00 移植(手術3分)

14:45 お会計

 

今回は4分割胚で凍結していたものを移植。

グレードは凍結時3でしたが解凍したら

2にランクアップしてました。

 

 胚の写真と、あと移植した時のエコーの

写真をもらいました。正直、このエコー

写真は何が何だかわかりませんw

特に欲しいとも思わない内容だったけど、

こういうのがサービスなのか??

移植判定結果

結果は陰性でした。

何故かわからないけど、移植日あたりで

そんなに体調が良くなかったからか、

私自身が全く期待していなかった。

陰性って聞いても全然驚かなかった。

すごく冷静でした。

でも、先生は一応神妙な面持ちで伝えて

くれました。

 

結果は仕方ないので、質問タイム!

Q.1 自然妊娠の可能性はある?

A.1 妊娠する力はあると思う。

特に検査異常がないから。

⇒まぁ「可能性ない」って言われたら

困る質問をしたんだけど、聞かずには

いられない。

 

Q.2 胚盤胞にならない理由は?何か策は?

A.2 卵子精子の質の問題。

策はない。周期を変えてチャレンジすること

胚盤胞にならなければそれを受け止めるしか

ない。

⇒割とキツイ話です。どうしようもないと。

 

Q.3 前の病院で未熟卵ばかり取れる珍しい

ケースと言われたがどうか?

A.3 成熟卵が今回ちゃんと取れている。

顕微授精して60%受精だから低めだが、

母数が少ないから何とも言えない。

でもまあ″普通”です。

⇒この「普通」というのが嬉しかった。

決して「良い」は求めません。特段欠陥が

なく「普通」という響きにこそ、普通に

妊娠できそうな可能性を感じました。

 

Q.4 次回方針を変えたりするか?

A.4 むしろ変えない。クロミッドを服用して

いるから身体の状態如何に関わらず、凍結胚

移植にするのは確定。

患者側ができることは特にない。

周期を変えてやってみること。

⇒そっか、、通い続けるしかないのか。。

 

最後に、医師から「もう少し(継続して)

頑張ってみてください。」と言われました。

ありがたかった。一言声掛けしてもらえる

っていうのはすごく嬉しい。不妊治療に

挑み続けるのって、気力しかないと思う。

気持ちが折れたら止まってしまう。

そんな時に「がんばれ!」って、

背中を押してもらえるのは私は嬉しい。 

 

こうして人生初移植は閉幕しました。

ただ、転院して手ごたえ自体はあって、

前進感があったので、再チャレンジは

決めています。ので、次回へつづく。

転院後の不妊治療開始! ~採卵編~

転院してD17で初めての採卵。

採卵までは順調に、特に異常も認められず。

 

採卵の様子__S医院との違い。

今回の採卵も無麻酔。

Kクリニックは採卵において特殊な細い針

を使っているという宣伝をWEBセミナーで

もアピールされていて、痛くない、

という話でした。なので基本麻酔なし。

私は麻酔するつもりはなかったんですが、

それだけ自身持ってるんなら前より

痛くないかなぁと思って臨みました。

 

結果、S医院と同じくらい痛かったですw

刺しどころによるんじゃないかと思って

いて、何なら痛くないときのS医院より

倍は痛かった。

でも全然我慢できます。ちょっとの苦痛。

 

Kクリニックの方がスタッフ数も患者数も

多いため、採卵待ちのベッドとかは簡易。

次が自分の番、ってなったら手術室の前で

順番待ち。そのときガウンだけ羽織った

状態。手術室前の椅子に座って待ちます。

前の方が出てくると、入れ替わりで入室。

S医院では待合や手術前後に他の患者さん

と顔を合わせるタイミングってほぼ

なかったので、ベルトコンベアー方式を

より実感してしまいました。

 

そして手術室が暗い!

採卵してくれる先生も暗くて見えない!

暗がりの中で案内されて、先生もたぶん

ロボット的な感じで次々と採卵していく

システムでした。これまで会った先生の

中で一番人間味を感じられなかったw

 

モニターを真横で自分でも見ながら採卵

するんですが、その際、頭のすぐ上に

立ってる看護師さんが

「これが卵胞ですね~」みたいな説明

をしてくれます。そして、そっと肩に

手を置いてくれています。

 

他院のコメントで、採卵時に看護師さん

が手を握ってくれるというのを見たこと

があるんですが、私はこれまでそれに

当たったことはありません。

コロナのせいなのか?

私は特に希望はしないですけど、不安な

時に人に触れてもらうって安心します。

 

採卵結果

採卵5分後、ベッドで休憩していると

看護師さんが合否通知のように採卵数の

書かれた紙を持ってきてくれます。

・・・ドキドキ。

 

採卵数は6個でした。

内訳…成熟卵:5個!!!

   未熟卵:1個

   変性卵:0個

 

刺した卵胞数は左右合計で8-9個でした。

※採卵の時に私いつも刺される度に

 数えてますw

 

なんと取れた卵のうち8割以上が成熟卵!

これまで採卵して卵の数はたくさん

取れても、成熟卵が4割に満たなかった

私の実績からするとかなりの好成績^^

 

移植がうまくいくか、でもなく、

良いグレードの卵が取れるか、でもなく

胚盤胞まで育つか、でもなく

うまく受精するか、でもなく・・・

私はまず成熟卵が取れるか、なんです。

 

結果が良くてまずはホッとしたし、

嬉しいよりビックリしました。

これが転院の効果なのか!?って。

 

採卵日当日の所要時間は3時間半

くらいでした。S医院だと2時間ちょい

だったので、割と長くは感じましたが、

説明は丁寧だったので満足です。

培養士さん登場

Kクリニックが売りにしているのは

培養技術のようです。

培養士さんがたくさん在籍されている

ようで、採卵後に培養士さんとも面談

がセットされています。

そういう機会があるのは、質問魔の私

としてはすごく満足感あります♪

採卵後1時間半くらい待ちましたが、

取れた卵についての話を聞けるのは

嬉しかったです。

 

まずは採卵した状況について質問。

Q.1 採卵数はどうか

A.1 Kクリニック平均採卵数は1.8個

 

Q.2 高刺激についてどう思うか

Q.2 注射は打ったが高刺激でなくて

たくさん採卵できている。身体への

負担も少なくすんでいるし、高刺激に

変える必要はないと思う。

 

Q.3 顕微授精希望だったが、

必ずその必要があるか?

Q.3 S医院で「ふりかけ法」(卵子

にただ精子を振りかけて受精させる)

が上手くいかなかったからといって、

Kクリニックでの参考にはならない。

「ふりかけ法」もやり方がそれぞれ

違う。ふりかけ法でも異常受精では

あるが受精反応はあるから、ふりかけ

法でも可能性はあると思う。

 

Q.4 ふりかけ法チャレンジするべき?

A.4 ふりかけ法にしておいて、受精

しなかったら後から顕微授精にする事

もできる。でも、異常受精してしまった

らそれが無理になる。

 

Q.5 受精率はどのくらい違う?

A.5 顕微授精:8割、ふりかけ法7割

 

Q.6 ふりかけ法にトライする意味ある?

A.6 次回以降、顕微授精しなくても良い

可能性がある。

 

Q.7 受精卵ができない場合の対処法は?

A.7 顕微授精でも受精しなかったら、

顕微授精の際にアシストで受精を助ける

方法がある。ただ、負荷になるため、

できれば選択しないやり方。  

 

こんな感じで何でも聞きやすい雰囲気

でした。採卵直後としては異常なしと

いうこと。質問していて驚いたのは、

「ふりかけ法」が病院ごとに違っている

ということ。採卵したら精子と合わせて

受精させる、ということに特段差が出る

とは思っていなかったんですが、

採卵後の「培養」にはやっぱり違いが

あるみたいです。確かに設備や培養液

とかも違うかもしれないし、それに

よって結果が違うかもしれない。

転院して新しい話を聞くと発見が色々

あります。

 

移植方針

最後に先生との面談がありました。

今回、OHSSの可能性があるという

ことで新鮮胚移植は見送りでした。

私は過去5回採卵していてただの一度も

移植ができていないので、初期胚を

「とりあえず移植してみましょう」

と初診の時に言われていました。

 

過去、受精卵がひとつだけできた時には

初期杯移植と胚盤胞移植の妊娠率等の

違い説明を受けて初期胚移植は見送り。

胚盤胞移植を望みましたが胚盤胞まで

育たず移植見送りでした。

 

S医院での医師の説明を信じるなら、

まだ一度も移植したことがないから

と言って、とりあえず初期杯で移植する

ことの意味についてはよく分からなかった

んですが、とにかく院長先生が

「とりあえず移植」と言うならまず従え

という気持ちで同意してました。

 

なので、今回は全卵凍結となったんですが、

初期胚で1つ凍結、その他は胚盤胞まで

育てて凍結、ということになりました。

 

お会計

今周期の採卵日当日までの費用は

278,660円でした。

思ってたより安い。内容を見てみると、

採卵費用:194,000円

精子培養:66,000円

薬剤費用:18,660円(注射や錠剤実費)

でした。再診料や血液検査、超音波検査の

費用は採卵費用に含まれているようでした。

S医院は採卵費用だけで27万とかしてたの

で、良心的^^って思いました。

まぁそれでも毎月の家計支出より多い金額

なので、辛いところですが泣

 

とりあえず採卵という仕事を終えて、

明日の受精結果メールまではストレスから

解放されます^^

 

転院後の不妊治療開始! ~採卵準備編~

転院後の不妊検査を一通り終え、

いよいよ治療開始です。

 

採卵までの通院回数

D4、D9、D11、D13、D15の計5回通院して

採卵日がD17で決定しました。

月経サイクルにズレがないなら、

D3にスタートさせればおそらく通院回数が

一回減るような感じでした。

 

D4、D9は通常の血液検査やエコー。

D11は看護師さんの注射のみの為、一瞬で

終わりました!診察がないと早い!

あとは看護師さんの数がかなり揃ってる

っていうのもあるかな。

今回の使用薬剤

クロミッド10錠
・ゴナールエフ150×3回
ボルタレン座薬2錠
点鼻薬3プッシュ

 

S医院では自己注射していたゴナールエフ

ですが、Kクリニックは病院での注射も

選べるとのこと。

金額的には自己注射の方が4倍くらい高い

って言われて即来院を決断w

とにかく錠剤はたいしたことないんだけど、

注射系がほんとに高い。涙。

幸いフルタイムの仕事をしていないので、

交通費と時間を掛けても費用を取ります。

 

痛みはやっぱり自己注射に比べたら強い

けど、もう一瞬の話だし、どうにでもして

くれっていう気持ちでいつも注射受けて

ます。

 

あとはボルタレンがこんなところで登場

したことにびっくり!解熱鎮痛剤ですが、

排卵予防の効果もあるそう。

でも座薬は苦手;; 

 

点鼻薬は転院元で使用していたものと同じ

で残りを使っても良いとのことでした。

でも、同じものなのに消費期限がS医院は

1年、Kクリニックは半年だそう。

さらに、保管方法もこれまで常温でしたが

冷蔵庫に入れてくれと言われました。

ずっと常温保管してたのに今更冷蔵しても

意味がない気もしましたが、一応言われた

とおり帰宅後すぐ冷蔵庫へ。

 

血液検査結果と看護師さんへのQ&A

D15でE2が2000を超えました。

ひとつの基準として2000を超えると、

卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になる

可能性があるとのこと。

おなかに水が貯まってパンパンになる

やつですね。確かにちょっと張り気味。

本当は今周期新鮮胚移植の予定でしたが、

このことで全卵凍結することになりました。

 

そして看護師さんへ質問タイム。

Q.1 未熟卵多い人への対処法は?

A.1 今の段階で伝えられるのは、点鼻薬

から採卵までの時間間隔を空けること。

でもまず採卵してみて次回から変更していく。

 

S医院では最終的には排卵のスイッチから

37時間後に採卵しました。でも、今回は通常

の36時間で採卵するとのこと。

特に採卵までの段階で通常パターンから外れた

ようなところもなく、前の病院で37時間だった

からといって即それを採用することはしない、

といった感じでした。

まぁ刺激のタイミングも違うし、病院の方針を

一旦は信じます。

 

Q.2 高刺激についてどう思うか?

A.2 周期の初期から刺激する方法だと、

本来大きくなれない卵まで育ててしまう可能性

がある。結果、採卵時に空胞ということも。

Kクリニックではある程度自然に大きくなった

卵胞、自然淘汰されて大きくなった卵胞に刺激

を与えている。

ただ、数を大量に増やせば確率論の話で分母が

大きくなる分、成熟卵の数も増える可能性は

あるかも。

 

Q2の話ですごく納得してしまった私。

そういう考え方のクリニックなんだなぁって

理解できました。そういう考え方なら注射を

開始するタイミングとかも理にかなってる。

 

卵子は本来ひと月にひとつだけが育って成熟卵

になって排卵される。そこに至るまでに数ある

卵胞の中から「今回の卵」が選ばれる工程が

あるんだと。それであれば、人の手で無理やり

大きくした卵胞よりも、自然の摂理で選ばれた

卵胞の方がなんか良さそう!(最後あやふや)

て、思いました。

私は特に多嚢胞性卵巣っぽい感じだから、

他の人より小さい卵が常にたくさんある。

そこに初期から刺激を与えれば、効果が散って

しまって中途半端に育つ卵が増え、採卵の時に

完全に育ち切ってない卵がいっぱい取れる、、、

というイメージをの理解をしました。

 

でもきっと高刺激で治療してる病院には、

そこはそこできっと考えがあるんだろうなー

と思ったりもします。

 

 

こうして採卵の準備を終えて、あとは採卵を

待つのみとなりました。

さて転院の効果は現れるのか!?

 

不妊治療で転院するメリット&デメリット

S医院での不妊治療を開始するも、まったく

上手くいかず、ついにKクリニックへ転院

することに!妊活開始からトータルでは

1年9か月経過、35歳の時のこと。

S医院の通院期間は1年弱。

その間、採卵5回、移植0回でした。

 

さてこの転院が吉と出るか凶と出るか…

 

転院先での初診

 転院した時に気になったのは、前の病院の

データをどこまで活用してくれるのか、

ということ。

 

検査だけでも結構費用を取られるし、

治療経過もどこまで聞いてもらえて転院先

で活用してもらえるのか、気になりました。

またゼロからスタートするのって気持ちの

上でも重荷に感じてしまうから。

 

検査結果については、一部使いまわして

もらえましたがデータがあるのに再度検査

された項目もありました。

これは病院の方針によるみたいで、

しょうがないところですね。

転院すると、こういうところに余分な費用

が掛ってしまうのはデメリット。

 

抗核抗体はなぜ検査するのか?

転院元で検査しなかった項目で、新たに

転院先で検査したのは「抗核抗体」。

抗核抗体は自己免疫疾患につながるそう

ですが、これが原因で受精障害となって

いるケースがあるようです。

ただし、抗核抗体検査が陽性であっても

特に治療をするわけではないそう。

「じゃあ検査する意味ないじゃない」

と思うかもしれないですが、

打つ手はないが、ただ不妊の原因を

もとめることができるかもしれない、

不妊の原因はこれかもしれない、

と知ることができる。

そのために検査するんだそう。

私は何でも知りたい方なので、賛同。

ですが、抗核抗体に関しては基準値の

範囲内でした。ここに不妊の原因を求める

ことはできず、ということ。

 

未成熟卵が多い原因は?治療方針はどうする?

初診で院長との問診をした中で、未成熟卵

ばかりで成熟卵が少ないことを相談。

過去S医院での採卵数や成熟卵の数、

顕微授精の有無等については割と細かく

初診の前にあらかじめweb入力して送って

ありました。

重ねて使用した薬剤や投与タイミング、

排卵促進注射からの採卵までの時間等、

たぶん嫌がられるくらい押しつけるように

圧強めに院長に伝えました^^;

 

それを踏まえて、

「今の段階では何故未熟卵が多いのかは

何とも言えない。」とのこと。

まぁそうですよね、話聞いただけで

分かったらすごい。

 

転院前後の治療法の違いとして、

Kクリニック院長曰く、

「S医院は低刺激と言いながらも

結構刺激しているし、中刺激くらい。」

だそう。Kクリニックは自然周期から

低刺激周期での体外受精を目指してます。

自由診療だし、病院ごとに刺激の基準が

違っててもおかしくないですよね。

 

あとは卵巣刺激の注射ですが、S医院では

月経3日目から刺激開始していましたが、

Kクリニックでは早くても8日目から刺激。

「そんな早い時期から刺激しても

しょうがない。」んだそう。

やっぱり考え方とかが違うんだなぁと実感。

 

完全自然周期の考え方

いくつか先生からも過去の治療について

質問してくださったんですが、その中でも

印象に残っているのが

「なんで完全自然周期をやったの?」

というもの。

「勧められたからです。」と私。

そして、自己判断で再び刺激周期の

体外受精に挑んだ旨伝えると、

「それで正解。」と言われました。

ここの院長の意見としては、私の過去の

状態で完全自然周期は勧めないということ

のようでした。

自分の判断を肯定されたのは嬉しかったw

そういう意味でもセカンドオピニオンって

大事だなと思いました。

 

転院してみた感想

転院してみて、まずは純粋に良かったなと

思います。採卵後にはますますそう思う

訳なんですが、転院を考え出すってことは、

結果が出なくて悩んで停滞している、

もしくは今通院している病院が嫌、等々の

理由があるかと思います。

 

転院の一番のメリットは、気分を一新できる

ところだと私は思いました。

不妊治療ってほんとにずっと鬱々とした気分

に陥りがちですが、転院すると仕切り直しが

できて「よし、また頑張ろう!」という

気持ちにさせてくれます。

そして、実際の治療面でも不妊原因が新たに

わかる可能性もあるし、治療方法が病院ごと

に違っているので自分に合う方法に巡り会う

ことができるかもしれない、というメリット

があると思いました。

同じ病院でたとえ毎回やり方を変えていた

としても、あくまでその病院のやり方の

範囲内のことであって、もっと根本的に

違う考え方で治療方針を立てている病院が

あるかもしれないからです。

 

 転院は迷ったらするべきだ

と、そう思います。

 お会計

転院して初診、検査費用は20,416円でした。

転院前のS医院での検査費用は26,400円。

今回は重複した項目検査を割愛してもらった

ことを踏まえればどちらも同じくらいかな。

 

次回からさっそく採卵が始まります。