30代不妊治療とお金のリアル

34歳から不妊治療スタート☆現在2年目☆ 子宮頚部高度異形成術後

転院後2回目の体外受精 ~培養結果編~

全然ダメダメだった転院後二回目の採卵。

 2個の成熟卵は2個とも受精せず。

結果だけはメールで知らされていましたが、

具体的な内容について培養士さんに聞きました。

 

今通っているKクリニックでは、医師の他に培養士にも話を聞く

ことができます。ただ、通院当日のスケジュールに培養士の話を

聞く機会はなかったので、こちらから受付に培養士面談を依頼

します。ところが、この日は休日だったこともあって診療時間が

午前のみのためか混みあっているとのこと。食い下がるも今から

予約すると5時間後の面談になると言う。それはちょっと・・・

とひるんでしまい、結局まずは医師との面談で話を聞くことに。

医師との面談時、培養の結果について詳しく聞きたいと言うと、

「それなら培養士の方が良い」と言って、内線して培養士面談の

予約を取ってくれました。すると、30分も待たずに培養士と面談

できました^^;やっぱ医師の権限強いのかな。

 

培養結果詳細

説明してくれたのは女の培養士さん。培養士さんはいつも優しい。

まず、成熟卵の数は遅れて成熟したものを含めて3個。

10時に採卵した後、成熟卵として確認できた時間を聞く。

卵1:10:31

卵2:10:31

卵3:13:32

 

そして、顕微授精できる状態(MⅡ)と確認できた時間

卵1:12:52

卵2:13:32

卵3:16:35

 

さらに、受精結果と結果が判明した時間。

卵1:3PN 採卵翌日の13:47

卵2:3PN 採卵翌日の13:47

卵3:0PN 採卵翌々日の7:43

 

結果としては異常受精(3PN)が2個、

未授精(0PN)が1個でした。

前回の採卵結果でも未授精(0PN)が2個。

 

時間まで教えてもらったのは初めてでした。

別に時間なんかわからなくてもいいけど、状況が詳細に理解

できた気がしたので良かった。

この結果を踏まえて培養士さんに質問していきました。

 

Q.1 異常受精だった原因は?

A.1 3PNだったから。

 3PNの状態とは・・・

①多精子受精

卵子が異常な受精を起こした

上記のいずれかだそうです。

ただし、顕微授精の場合は精子を一匹だけ取って受精させて

いるから、①にはなりえない。ということで、②になります。

今回私は顕微授精をしたので卵子が悪かったということ。

転院前、ふりかけ法での体外受精をした際、3PNになった

ことがありましたが、その時は多精子受精だと言われました。

でも、ふりかけ法の場合①と②の見分けはつかないみたい。

 ということは、以前から②だったのかもなぁと発見が

ありました。そして、自然妊娠を狙ったタイミング法でも

体内で同じようなことが起きていたのかも、、と思うと、

また一つ不妊原因らしきものを知れた気がしました。

 

Q.2 今回受精率0%だったので、次回は顕微授精の際に

受精を促す「活性化」(オプション)をした方が良いか?

A.2 活性化は受精反応を起こさせるもので、0PNには

効果があるが、3PNは異常受精だが受精反応自体は起きて

いる。活性化をしても3PNになる可能性もある。

今回、全部0PNなら勧めるが、やらなくても可という結果。

 

Q.3 ふりかけ法はやめておいた方が良いか?

A.3 希望があればやっても良い。

稀に結果としてふりかけ法の方が顕微授精より良い人もいる。

ふりかけ法にトライして、受精反応なければ後から顕微授精

することもできる。

―――まだ転院後にふりかけ法を試していないのは一つ

気になるところ。病院ごとにふりかけ法もやり方が違うそう

なので、順番に試してもよいかも。

 

Q .4 後から顕微授精(レスキューICSI)することの

デメリットは?

A.4 顕微顕微授精のタイミングが6時間後となり、

採卵から受精までの時間が長くなると異常受精が増える

リスクが高まる。

―――これを聞くと一つの卵も無駄にしたくない気持ちが

働いてしまってやっぱり最初から顕微授精した方が良いかな

と思ってしまう。

 

Q.5 ふりかけ法→レスキューICSI→活性化の流れ

を実施することも可能か?

A.5 技術的には可能だが、実施ケースがあまりない。

そもそも、活性化が必要な人はふりかけ法を選択しないから。

――—そりゃそうか。。^^;

 

Q.6 顕微授精でも受精率低いということは、自然妊娠

は厳しいのか?

A.6 体内でも受精自体はしていたとしても0PNや

3PNとなっていた可能性はある。

――—これを確認する意味でもふりかけ法をやるという

選択肢を消せない。

 

Q.7 今回成熟卵が取れなかったので、次の周期でまた

刺激→採卵を立て続けに行っても大丈夫か?

A.7 体調と血液検査(ホルモン値検査)で採卵周期に

入って大丈夫か判断する。連続してできるようプラノバール

で体を調整している。←医師に質問した際の回答。

培養士さん曰く、続けて採卵しても、お休み期間を挟んでも

悔過はあまり変わらないとのこと。

 

今後の方針

医師と培養士へのQ&Aを経て、帰宅後夫と相談。

 

1⃣活性化はまだやらない。

2⃣成熟卵5個(もしくは4個)以上あれば1個ふりかけ法を

取り入れてみる。(レスキューICSI有)

 

ということに決めました。

一度転院すると、次の転院も頭の隅っこに浮かべながら

通院するようになります。転院する前に、その病院で

取れる選択肢を全て試したいと思っています。

ただ、まだもう少しここでお世話になるつもり。

 

お会計

前回、採卵までのお会計は済んでいますが、採卵後の

培養とか顕微授精の費用が33,000円でした。

 ということで、転院後2回目の治療費用は

合計で278,541円でした!!

あんまり掛からなかった~♪と言っても今回何も成果出ず

だったので、お金だけが消えちゃったと思うとつらい。。